キャンプをしていると「もっと快適性を上げたい」と感じることも多いのではないでしょうか。そんなときは、身近にあるものを活用するのがおすすめです。
この記事では、キャンプで意外と役立つアイテムをピックアップして紹介しますので、キャンプを満喫するための参考にしてみてください。
ワンハンドトレー

キャンプ場にたくさんの食器を持って行くと、荷物になってしまうことに加え、テーブルの上が食器でいっぱいになり、他のものを置けなくなる可能性があります。そのため、1つの食器でさまざまな料理を盛り付けられるワンハンドトレーがあると便利です。
メインディッシュからドリンクまで乗せられる
ワンハンドトレーのメリットは、メインディッシュや副菜、ドリンクなどを1つのお皿に乗せられる点です。通常だと複数のお皿に分けて盛り付けるところ、1つのお皿にまとめられるため、テーブルの上が食器で占拠される心配がありません。
また、トレーの中はきちんと区分けされているため、それぞれの料理が混ざってしまう心配がないのもうれしいポイントです。
色分けをしておけば、自分の食器を見つけやすい
複数色のワンハンドトレーを色分けして使えば、どれが自分の食器であるか一目瞭然です。キャンプ中は食器に目印をつけておかないと自分の食器を見失いがちですが、色分けされたワンハンドトレーなら、誤って他の人の食器を使う恐れがなくなります。食器を判別しやすくするという意味でも、ワンハンドトレーが活躍するでしょう。
ウェットティッシュ

キャンプ中は、火おこしや調理作業などで手を汚すことが多く、毎回タオルで拭いているとタオル自体もすぐに汚れてしまいます。そのため、使い捨てで気軽に手を拭けるウェットティッシュを活用するのがおすすめです。
毎回洗い場まで行く手間を減らせる
ウェットティッシュがあれば、手が汚れたときに毎回洗い場まで行って洗う手間がなくなります。キャンプサイトから洗い場までが遠い場合、往復するだけで無駄な時間を取られてしまいますが、ウェットティッシュを活用することで効率的に作業を進められるでしょう。
手だけでなくテーブルを拭くのにも活躍
ウェットティッシュは手だけでなく、テーブルを拭くためにも最適です。油汚れなど、乾拭きだけでは落ちにくい汚れもウェットティッシュなら綺麗に落とせます。汚れを拭いた後はゴミとして捨てられるため、タオルのように洗う必要がないのもうれしいポイントです。
100円均一ショップでも購入できる
ウェットティッシュは、ドラッグストアやスーパー以外に100円均一ショップでも購入できます。リーズナブルな価格でまとめ買いもできるため、キャンプ場へ行くときに活用してみてください。
ミニほうき

テントに出入りする際には、芝や土が中に入り込み、掃除が必要になる場合も少なくありません。キャンプ場へ掃除機や大きなほうきを持って行くのは困難ですが、ミニほうきなら手軽に持ち運べるため、ちょっとした掃除で活躍します。
軽量でかさばらない
ミニほうきの魅力は、軽量かつかさばらないところです。通常のほうきは、大きくて持ち運ぶのには向いていませんが、ミニほうきなら荷物になりません。できるだけ荷物をコンパクトにまとめたいと考えている場合も安心してキャンプ場へ持って行けます。
また、ほうきとチリトリがセットになっているのもミニほうきのよいところです。集めたゴミをチリトリに入れ、まとめて捨てられます。使用後はミニほうきとチリトリを合体させられるため、収納スペースを取ることもなく、必要なときにすぐ取り出せるでしょう。
100円均一ショップで手に入る
ミニほうきは、100円均一ショップで販売されているため、身近な店舗ですぐに購入できます。おしゃれなデザインのミニほうきも多く、見た目にこだわりたい方にもぴったりです。
アーミーナイフ

アーミーナイフとは、ナイフだけでなく缶切りやドライバー、爪やすりなど、さまざまなツールを備えたナイフのことです。1つで何役も担えるため、あらゆるシーンで活用できます。
活用シーンは多種多様
食材のカットや栓抜き、缶開けなど、アーミーナイフの活用方法はさまざまです。そのため、アーミーナイフを選ぶときは、自分に必要な機能を備えているか確認してください。商品によって機能が異なるため、普段のキャンプでよく使うツールが入っているものを選ぶことをおすすめします。
荷物を減らせる
栓抜きやドライバーなど、それぞれのツールを1つずつ持って行くと大荷物になってしまいます。アーミーナイフならコンパクトにまとめられるため、荷物に入れてもかさばる心配はありません。
商品によっては、ポケットに入れられるミニサイズもあるため、必要なときにすぐ取り出せるのもうれしいポイントです。できるだけ荷物を減らしたいときに活用してみてください。
IKEAの「青い袋」

ギアの持ち運びに便利なアイテムとして、キャンパーから人気を集めているのがIKEAの「青い袋」です。もともとはIKEAで購入した商品を入れるために販売されているキャリーバッグですが、キャンプ用のバッグとしても活躍してくれます。
S・M・Lの3サイズが揃う
IKEAの青い袋はS・M・Lの3サイズがあり、収納したいものに合わせて選べます。Sは、バラバラになりがちな小物入れに、Mは寝袋やマットなどキャンプの必須アイテム入れにぴったりです。Lは耐荷重25kgであるため、鉄フライパンなど重たいアイテムも安心して収納できます。
また、使い終わった後は小さく折りたためるため、収納スペースを取ることはありません。汚れたら水洗いでき、清潔な状態もキープできます。
リーズナブルな価格帯
IKEAの青い袋は、1袋99円(税込)~とリーズナブルな価格で手に入れられるのも人気の理由です。まとめ買いをしても大きなコストはかからないため、できるだけキャンプ用品に使う費用を抑えたい場合にもよいでしょう。
アルミホイル

アルミホイルは、調理から後片付けまでさまざまなシーンで活躍する便利なアイテムです。軽くて荷物の負担にもならないため、1つは持って行くことをおすすめします。
アルミホイルがあれば調理の幅が広がる
アルミホイルは、多種多様な調理方法で活用できます。たとえば、ジャガイモや玉ねぎなどをアルミホイルで包み、焚き火や炭の中に入れておくだけでホイル焼きの完成です。
また、器状に成形したアルミホイルにオリーブオイルと具材を入れ、火の上に乗せれば、アヒージョも簡単に作れます。このように、工夫次第で調理の幅を広げられるでしょう。
タワシ代わりとして使える
アルミホイルを丸めれば、タワシの代わりとして使えるのもうれしいポイントです。フライパンや鍋に焦げがついても、丸めたアルミホイルで軽く擦ることで汚れを落とせます。
厚手のアルミホイルがおすすめ
アルミホイルを直火で使う場合、薄手のものだと熱で穴が空く可能性があるため、厚手のタイプがおすすめです。キャンプギアメーカーなどからキャンプ用の厚手アルミホイルが出ていますので、用途に合わせて活用してみてください。
ガムテープ

梱包で使用するイメージが強いガムテープですが、実はキャンパーの間で密かな人気を集めているアイテムです。ちょっとした工夫でキャンプでの困りごとを解消できるため、ガムテープも持ち物リストに加えてみてください。
ポールの補修
風が強い日は、テントやタープのポールが折れてしまうことがあります。折れた箇所にガムテープを巻き付けておけば、簡単な補修が可能です。もちろん帰宅後は新しいポールを購入する必要がありますが、一時的な対処として役立ちます。
テントやタープの補修
大雨が降った場合、テントやタープの強度によっては穴が空いて雨漏りが発生する可能性があります。ガムテープには防水性があるため、穴が空いた部分を一時的に補修するのにも活躍するでしょう。
着火剤としても使える
ガムテープは、丸めて火をつけると着火剤代わりになるのも大きな特徴です。うっかり着火剤を忘れてしまった場合も、ガムテープを持っていれば簡単に対処できます。
ジップロック

ジップロックも、あると便利なキャンプアイテムの1つです。食材の保存はもちろんのこと、小物類の整理や雨対策など、さまざまなシーンで役立ちます。
下ごしらえ済みの食材を入れるのにぴったり

ジップロックは、食材をそのまま入れるだけでなく、下ごしらえを終えた食材を入れる際にも重宝します。密閉性が高いため、タレに漬けた肉や魚を入れても液漏れの心配がなく、安心してクーラーボックスの中で保存できるところが魅力です。事前に下ごしらえを済ませておけば、キャンプ場では食材を焼くだけで済むため、調理時間も短縮できます。
散らばりがちな小物類に整理に
虫除けや電池、救急セットなどの小物類もジップロックに入れておけば散らばるのを防げます。きちんと整理整頓を行いたい場合に活用してみてください。
電子機器や着替えを雨から守る
ジップロックには防水性があるため、スマホやタブレットなどの電子機器を雨から守るためにも使えます。また、着替えなどの濡らしたくないものを入れる際にも便利です。逆に、濡れた衣服を入れて他のものを濡らさないようにするためにも活用できます。
耳栓

キャンプの疲れをしっかりとるには、良質な睡眠が欠かせません。しかし、テント周辺の音が気になって眠れなくなる場合もあるでしょう。そのようなときは、耳栓を使うのがおすすめです。
周りの音を軽減
キャンプ場では、周りの人の音や話し声だけでなく、季節によっては虫の鳴き声が気になることもあります。寝袋に入ったものの、なかなか寝付けず翌日に疲れを持ち越しては大変です。耳栓をつけておけば周りの音が軽減され、眠りにつきやすくなります。
つけ心地にこだわるのがポイント
耳の穴に合わない耳栓は、遮音性が落ちたり、耳が痛くなったりといったことが起きやすくなります。耳栓を選ぶときは、サイズやフィット感を重視するのがポイントです。キャンプへ出かける前に、自分に合う耳栓を見つけておくとよいでしょう。
まとめ

普段何気なく使っているアイテムも、キャンプ場に持って行くと意外な場面で活躍してくれることが少なくありません。どのようなアイテムがあれば便利なのか把握しておけば、キャンプの快適性はグッと上がるでしょう。今回ご紹介したアイテムを活用し、ぜひキャンプを楽しんでみてください。