キャンプやマリンアクティビティなど幅広い屋外レジャーに対応できるアイテムが「アウトドアサンダル」です。アウトドアサンダルを活用することで、屋外でのアクティビティを活発に楽しめます。また、アウトドアサンダルにはデザイン性が高いアイテムも多数あり、普段履きする方も少なくありません。
この記事では、アウトドアサンダルの主な種類やおすすめのブランドやアイテムを紹介します。日常でも大活躍するサンダルをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
アウトドアサンダルは3タイプ

一口にアウトドアサンダルといっても、実際にはさまざまなタイプがあります。アウトドアサンダルのタイプを大きく分けると、以下の3種類です。
主な種類
- ストラップタイプ
- クロッグタイプ
- シューズタイプ
ここでは、上記3タイプそれぞれの特徴を解説します。自身の好みやアウトドアスタイルに合わせて、上記の中から最適なものを選ぶとよいでしょう。
ストラップタイプ
ストラップタイプは、足の甲や足首、かかとなどをストラップ(ベルト)で固定する形式のアウトドアサンダル。足の形に合わせてストラップを調節でき、ソールがしっかりしているものが多いため、ホールド力が高いタイプです。
多少活発に動いた場合でも、足にフィットするストラップタイプであれば脱げる心配がありません。
また、つま先が露出しているため足の露出度が高く、見た目からも清涼感があります。カヤックやSUPのように、比較的ライトなマリンアクティビティをするには大変適しているでしょう。
さらに、ストラップタイプのアイテムはバリエーションが豊富なので、自分の好みに合ったものが見つかりやすい点も魅力です。
クロッグタイプ
クロッグタイプとは、足のつま先から甲の部分までを丸みを帯びた網のようなフォロルムで覆うタイプのアウトドアサンダルです。
「クロッグ」とは日本語で「木靴」を指し、フランス語の「サボ」と同じ意味を指す、クロッグサンダルのことを「サボサンダル」とも呼びます。木靴は、ヨーロッパの伝統的な履物です。つま先から甲まで覆うように作る木靴の形状に似ていることから、クロッグとの名前が付いたといわれています。
つま先から甲まで覆うため靴を履く感覚に近いですが、かかとを覆わないことから一定の抜け感もあるサンダルです。かかとを固定しない分着脱がしやすく、ちょっとした外出向きの履物にも適しています。ただし、他のアウトドアサンダルと比較して脱げやすいため、かかとにベルトがついているタイプを選ぶとよいでしょう。
シューズタイプ
シューズタイプは、つま先からかかとまでを覆うタイプのアウトドアサンダルです。まるでスニーカーを履いているかのような安定感がありますが、アッパーの部分がオープンになっていること、かかと部分がストラップになっている点が異なります。素肌が見えることから、スニーカーのような安定感と開放感を両立させているタイプです。
シューズタイプの特徴としてまず挙げられるのが、ホールド力が非常に高いことです。活発に動いても脱げにくく、足の大部分をしっかりと保護してくれます。川や岩場などでのアクティビティに熱中しても脱げにくく、岩や石などによるけがも防止することが可能です。
ただし、他のサンダルと比較すると通気性が悪く、気になる場合はソールに通気口があるアイテムを選ぶことをおすすめします。
足にフィットして安定感のある「ストラップタイプ」

ここでは、ストラップタイプのおすすめ人気アイテムを3つ紹介します。ストラップタイプは足へのフィット感が強くファッション性も高いことから、愛用している方も多いタイプです。春や秋には、靴下と合わせてコーディネートする方も少なくありません。
Chaco(チャコ)/Z1クラシック

Chaco(チャコ)は、アウトドアサンダルの代表的なブランドの1つです。歩行のメカニズムを科学的に分析し、シンプルで機能的、そして健康にも配慮したフットウェア作りを追求しています。
チャコのストラップタイプアイテムとしておすすめなのが、「Z1クラシック」です。アウトソールやヘッドベッドの作りにこだわることで、足へのフィット感を高めています。ベルトタイプのフィット性能を十分に活かしたアイテムであり、滑りにくく足への負担も少ない点が魅力的です。
また、Z1クラシックの魅力としてはファッション性の高さも見逃せません。洗練されたおしゃれなデザインは、アウトドアだけでなくタウンユースにも活用できるほど魅力的です。
このタイプ以外にもカラーや柄のバリエーションが豊富なため、きっと自分に合ったサンダルが見つかるでしょう。
シャカ/ネオハイカーAT

「ネオハイカーAT」は、シャカのアイコンモデルである「ネオハイカー」をアップデートした人気モデルです。
シートベルトタイプのナイロンテープやATソールを取り入れることで、高いファッション性と履き心地のよさを兼ね備えたアイテムに仕上げています。幅広いファッションに合わせやすく、アウトドアアクティビティだけでなくタウンユースや旅行、さらにはフェスなどさまざまなレジャーシーンで活躍するでしょう。
素足で履くのはもちろん、靴下と合わせてもおしゃれに履きこなせます。
Teva(テバ)/ハリケーンXLT2

Teva(テバ)は、機能的なフットフェアを生み出すブランドとして多くのファンを獲得しています。
テバのストラップタイプのアウトドアサンダルとしては、「ハリケーンXLT2」がおすすめです。3点で足に固定する独自のユニバーサルストラップシステムを採用することで、締め付け感を自分のお好みで調整しやすくなっています。
また、軽くてクッション性も高いEVAミッドソールによって、履き心地も抜群によいアイテムに仕上がっています。無駄がないシンプルなデザインを採用しているため、幅広いファッションと合わせることが可能です。
着脱も楽ちん「クロッグタイプ」
ここでは、クロッグタイプのおすすめアウトドアサンダルを3つ紹介します。クロッグタイプは靴と同じような感覚で着用でき、冬でも厚手の靴下と合わせておしゃれに履きこなせるでしょう。
crocs(クロックス)/クロックバンド クロック

クロッグタイプのアウトドアサンダルといえば、クロックスは外せません。クロックスは、独自開発した樹脂素材である「クロスライト」を活用したシューズを展開し、幅広い方々からの支持を獲得しているブランドです。
今回紹介する「クロックバンド」は、クロックスの中でも定番モデル。高いクッション性と軽い履き心地を両立させることで、快適なアウトドアサンダルに仕上がっています。足にしっかり固定できるヒールストラップがついているため、フィット感も非常に高いアイテムです。軽い履き心地は、アウトドアアクティビティだけでなく日常生活にも適しています。
KEEN(キーン)/シャンティ

アウトドアサンダルのブランドとして有名なKEEN(キーン)では、「シャンティ」と呼ばれる汎用性の高いアイテムがリリースされています。アッパーの大きな穴が印象的なシャンティは、つま先の保護と通気性のよさを両立させたアイテムです。
さらに、軽量性や柔軟性を確保しつつも衝撃吸収性を高めており、幅広いシーンに対応できるでしょう。
MERRELL(メレル)/ハイドロモック

アウトドアアクティビティを楽しむ多くの人に愛されているブランドの一つであるMERRELL(メレル)からは、「ハイドロ モック」を紹介します。ハイドロ モックは、2019年に発表された同ブランドの人気サンダルです。
軽さと抜群の履き心地のよさ、さらにかかと部分にストラップを淹れることで安定感も両立させています。フィールドを問わず、幅広いアウトドアアクティビティに合わせられるサンダルだといえるでしょう。
足全体を覆う安心感「シューズタイプ」

ここでは、シューズタイプのおすすめアイテムを3つ紹介します。シューズタイプの中でも、水陸両用仕様はオールマイティに使えるのでおすすめです。撥水性や速乾性に優れており、川遊びでも流される心配がありません。
KEEN(キーン)/ニューポートエイチツー

KEEN(キーン)からは、ブランドの定番モデルの1つである「ニューポートエイチツー」を紹介します。ニューポートエイチツーは、つま先を守ることを大切にして作られたシューズタイプのサンダルです。
創業モデルである「ニューポート」をベースにして、水辺でのアクティビティを想定した防水性能の高いサンダルに仕上げています。もちろん陸上でも抜群の安定感を発揮するので、長時間歩くケースでも大活躍してくれるでしょう。
ザ・ノース・フェイス/ベースキャンプ ミュール

幅広いアウトドアグッズを販売しているブランドとして有名なのが、ザ・ノース・フェイスです。ザ・ノース・フェイスのサンダル「ベースキャンプ ミュール」は、アウトドアの中でも特にリラックスしたシーンでの利用を想定して作られました。
リサイクルポリエステルメッシュを使用することで、通気性の確保と環境への配慮を共存させています。非常に履き心地がよく、一年を通じて履き続けたくなるアイテムだといえるでしょう。
シャカ/OTTER TRAIL AT

シャカの「OTTER TRAIL AT」は、サンダルの手軽さとスニーカーの安定性を兼ね備えた人気アイテムです。通気性のメッシュ素材に「Z型」のストラップを取り入れたデザインが、幅広いユーザーに親しまれています。
全地形対応型のアウトドアサンダルであり、幅広いシーンやコーディネートに対応できるサンダルとしておすすめです。
まとめ

アウトドアアクティビティを楽しむためには、アウトドアサンダルを活用することをおすすめします。アウトドアサンダルには「ストラップ」「クロッグ」「シューズ」の3種類があることから、目的やシーン、好みに合わせてお気に入りを選ぶとよいでしょう。
今回紹介した内容やアイテムを参考にしていただき、頼りになるアウトドアサンダルを見つけてみてください。