予算10万円で買える最新テント6選を紹介!

  • 2023年11月2日
  • 2023年11月2日
  • ギア

テント選びは、キャンプの成功を左右する重要ポイントの一つです。求めるサイズや性能、デザインがそろった理想のテントを予算内で入手できれば、より楽しく快適なアウトドア体験ができるでしょう。しかし、テントは数多くのブランドからさまざまなモデルが発売されており、選ぶ際に迷ってしまいがちです。

この記事では、約10万円で買える最新テント6選の基本情報や特長を紹介します。テント購入の際にぜひお役立てください。

1.オガワ|ファシル

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ファシルは、日本の老舗アウトドアブランド・オガワの2ルームテントです。ファシルという名前はスペイン語の「fácil(簡単な)」に由来しており、設営方法のシンプルさを表しています。複数種のポールを使わなければいけない従来の2ルームテントとは違い、4本の同一クロスポールのみで直感的に組み立てられるため、設営スピードの短縮が可能です。

同時に、クロスポール特有の高い強度も十分に発揮されています。デザイン、設営のしやすさ、サイズなど総合的なバランスがよく、特に大人4人が入れる扱いやすいサイズ感は、ファミリーキャンプにおすすめです。

ファシルの基本情報

2020年発売のファシルは、横から見たときのデザインが左右対称になっている4人用テントです。その特徴的なデザインにより、インナーテントを左右どちらにも設置できるように設計されています。全方向フルメッシュでベンチレーション(通気口)が付いているため、風通しがよく、シェルターとしても使用可能です。

生地には撥水・防水とUVカット加工が施されており、カラーは「サンドベージュ×ダークブラウン」の1種類。専用オプションには、インナーテントの床下に敷いて汚れや冷気を防ぐPVCマルチシートや、インナーテント内に敷くグランドマットがあります。

価格(税込)105,000円(Amazon)
重量13.6kg
サイズ265×495×180cm
収納サイズ72×32×32cm
定員4人
素材フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)
ルーフフライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)
インナーテント:ポリエステル68d
グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
ポール:6061アルミ合金φ14.5mm、7.9mm

2.スノーピーク|リビングシェル

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リビングシェルは、高スペック・高品質な商品展開を行う日本のアウトドアブランド・スノーピークの2ルームテントです。最大の魅力は、シェルターとしてだけでなく、同社の別シリーズテントと連結させればリビングとしても活用できる汎用性の高さ。外に出ずにテント内を行き来できるためプライベート感が強い一方で、メッシュパネルが多く採用されており、開放感もしっかり味わえる構造です。

さらに、パネルをポールで支えてタープ状にすることで、最大10人程度がくつろげるリビングスペースやキッチンスペースが確保できます。地面とテントの隙間を埋めるスカートが標準で付いており、熱がこもりやすいため冬キャンプにもぴったりです。スカートは積雪時に雪を被せることで、テント自体をより強固に固定する役割も果たします。

リビングシェルの基本情報

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2000年の発売から改良が重ねられベストセラーを記録するリビングシェルは、フレームむき出しの無骨なデザインが特徴的な4人用テントです。サイドパネルの上部にはベンチレーションが付いており、換気と結露の軽減を促します。生地には撥水加工はもちろん、遮光効果のあるシールド加工が施されているのも特徴的。未加工のものより2~4度体感温度を下げる効果が確認されています。

カラーは「ブラウン」と「アイボリー」の2種類。オプションも充実しており、寝室として使えるインナールームや、インナールームの床下に敷くグランドシート、強い日差しを遮るシールドルーフなどが別売りされています。

価格(税込)119,800円(Amazon)
重量13.2kg
サイズ445×415×210cm
収納サイズ76×28×33cm
定員4人
素材本体:75Dポリエステルタフタ・70Dナイロンタフタ・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム(ルーフ部)・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム(ウォール部)・UVカット加工・テフロン撥水加工
マッドスカート:210Dポリエステルオックス・PUコーティング
フレーム:A6061(φ16mm+φ19mm)

3.DOD|カマボコテント3

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カマボコテント3は、独創的なデザインとネーミングに定評のある日本のアウトドアブランド・DODの2ルーム型トンネルテントです。韓国DAC社の耐久性に優れた信頼性の高いポールが採用されているのが特長で、ポール自体も旧モデルから改良され、ひび割れにくい構造になっています。

また、1つのテントを組み立てるだけで、リビングと寝室が設営できる手軽さもうれしいポイントです。夏は全面メッシュにできるパネルと、効率的に空気循環させられるベンチレーターによって涼しく過ごせるほか、冬はスカートが冷気の侵入を防いでくれるため、オールシーズン使えます。最大サイズでも10万円以下で買えるリーズナブルさも兼ね備えており、高倍率な抽選形式で販売されるほど人気のテントです。

カマボコテント3の基本情報

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2020年に発売されたカマボコテント3は、名前のとおりカマボコのような形状が特徴のテントです。サイズは寝室に大人3人まで入れるSと、5人まで入れるM、7人まで入れるLの3種類あり、Mサイズまではインナーテントが付属します。

悪天候でもある程度耐えられる耐水圧3,000mmのUVカット加工生地を採用しており、カラーは「タン」と「ブラック」の2種類です。結露を防ぐカマボコシールド、お座敷のような空間をつくれるカマザシキ、プロジェクターで映画を楽しめるカマボコシアターなど、個性的なオプションパーツも充実しています。

価格(税込)87,000円(Amazon)
重量19.5kg(付属品含む)
サイズ300×640×195cm
収納サイズ69×35×31cm
定員5人
素材アウターテント:150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工)
フレーム:アルミ合金
インナーテント壁面:68Dポリエステル
インナーテントフロア:210Dポリエステル(PUコーティング)
※上表はMサイズの情報

4.ノルディスク|レイサ

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レイサは、シロクマのロゴが有名な伝統ある北欧ブランド・ノルディスクが販売する2ルームテントです。4人用の「レイサ4」と6人用の「レイサ6」があり、リビングスペースは大人が立って歩けるほど広々としています。

収納すると片手で担げるほどコンパクトになり、大小の専用収納袋にパーツを種類ごとに分けて入れられるため整理しやすい点も魅力です。また、大小のインナーテント2つが標準で付属しており、寝室として使えるのはもちろん、人の目に触れさせたくない荷物を置くスペースとしても役立ちます。

組み立てはフライシートのスリーブにポールを通してペグを打ち込むシンプルな方法で、インナーテントもフックに掛けるだけで設置できるため、それほど苦労せずに設営・撤収できます。

レイサの基本情報

レイサは、インナーテント2つとリビングスペースがセットになったトンネル型テントです。インナールームに大きなメッシュ窓が備わり、内部に小物などが入れられるポケットが多く付いているのも特徴的。生地には耐水性に優れたポリエステル100%を採用しており、カラーはレギュラーの「ダスティーグリーン」のほか、「ベージュ」などの限定色があります。

価格(税込)91,251円(Amazon)
重量10kg
サイズ495×230×190cm
収納サイズ25×65cm
定員4人
素材フライシート:ポリエステル100%(リップストップ・エンボス)
インナーテント:ポリエステル100%(ノーシーアメッシュ含む)
グランドシート:オックスフォードポリエステル100%
※上表はレイサ4の情報

5.モンベル|ムーンライトキャビン4

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ムーンライトキャビン4は、機能性の高いテントを多く開発する日本のアウトドアブランド・モンベルの2ルームテントです。「月明かりの下でも設営できる」という意味を込めて付けられた名前に違わず、フックやハンドループなどの構造に工夫が凝らされ、設営しやすいよう設計されています。

軽量で女性でも扱いやすいにもかかわらず、強風に耐えられるフレーム設計を兼ね備えており、丈夫さも申し分ありません。前面パネルをひさし状にすることで開放的な空間を確保したり、複数のムーンライトテントを連結して複数グループがくつろげるリビングを作ったりするなど、幅広い使い方ができるのも魅力です。

春~秋のベースキャンプにぴったりなこのテントは発売当初から人気が高く、カラーによっては完売しています。

ムーンライトキャビン4の基本情報

2021年に発売されたムーンライトキャビン4は、モンベル初の4人用大型2ルームテントです。通気性を確保しつつ虫の侵入を防ぐために、リビング側の3面が本体生地とメッシュの二重構造になっているのが特徴で、寒い時期に活躍するマッドスカートも付いています。

生地には、防水性を高めるシームテープ処理のほか、火がついても燃え広がりにくい難燃加工が施されています。カラーは「タン」と「グリーン」の2種類です。

価格(税込)129,800円
重量12kg
サイズ275×580×213cm
収納サイズ70×27×31cm
定員4人
素材テント本体:68デニール・ポリエステル・リップストップ(耐水圧1,500mmウレタン・コーティング、難燃加工)
インナールーム:68デニール・ポリエステル・リップストップ(はっ水加工、難燃加工)
フロア:70デニール・ナイロン・タフタ(耐水圧2,000mmウレタン・コーティング、難燃加工)
ポール:アルミニウム合金

6.スノーピーク|ランドブリーズ6

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ランドブリーズ6は、リビングシェルと同じくスノーピークから発売されたテントです。おすすめのポイントは、強風に耐える強固なフレームデザインでおり、比較的背を低くしてポール同士の接点を多くすることで、風を上手く受け流すような設計になっています。人によっては立ち上がりにくいものの、少人数であれば寝返りを打てるほど広いスペースがあり、出入りしやすい前室も備わっているため、ゆったりと過ごせるでしょう。

また、前後のパネルがメッシュになる上に、4つのベンチレーションが付いており、通気性も抜群です。秋・冬は全周に付いたマッドスカートで寒さ対策ができるため、オールシーズン活躍します。

ランドブリーズ6の基本情報

2016年にリニューアルされたランドブリーズ6は、八角形のフロア形状が特徴的な、大人4人と子ども2人が泊まれるサイズのテントです。フライシートにはUVカット加工と防水・撥水加工が施され、最低1,800mmの耐水圧が保証されています。カラーはブラウン系の1種類。オプションには、テントを長持ちさせるのに役立つグランドシートとインナーマットが用意されています。

価格(税込)102,080円
重量9.8kg
サイズ300×300×162cm
収納サイズ75×23×27cm
定員6人
素材フライシート:75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工
マッドスカート:210Dポリエステルオックス・PUコーティング
インナーウォール:68Dポリエステルタフタ
ボトム:210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム
フレーム:ジュラルミンA7001(φ11mm・φ9mm)

まとめ

予算10万円前後で買える人気ブランドの最新テント6選を紹介しました。最近のテントは設営・撤収や温度調節のしやすさといった利便性にこだわったものが多く、時にキャンプデビューのハードルを下げてくれます。コスパの高いテントも増えており、10万円程度用意すれば6人で泊まれるサイズが入手可能です。

ただし、決して安い買い物ではないため、公式サイトなどでスペックをチェックして慎重に選ぶ必要があります。予算も考慮しつつ、自身のキャンプスタイルに合ったお気に入りのテントを見つけてみてください。

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