大切なパートナーとのデートに、たまにはキャンプに行ってみてはいかがでしょうか。自然の中で二人きりで過ごす機会は大変貴重であり、二人の仲を深めるには大変適しています。
しかし、キャンプデートをするのであれば、事前に注意点を押さえておくことも大切です。この記事では、キャンプデートで彼女が気にするポイントや注意点などについて解説します。
キャンプデートで彼女が気にするポイントは？
キャンプデートをするにあたっては、彼女がどんなことを気にするのか把握しておくことが大切です。ここでは、キャンプデートで彼女が気にしやすいポイントを紹介します。
トイレに関して
彼女が気にしやすいポイントとしてまず挙げられるのが、トイレに関することではないでしょうか。女性は用を足すために便座に座る必要があるため、清潔なトイレを利用できることは必須条件です。
また、トイレまでの距離はできるだけ近くにあった方が、女性にとって安心です。キャンプ場であればトイレは原則としてあるため、トイレの位置や清潔感をできる限りチェックしておくようにしましょう。
お風呂に関して
トイレと同様に女性が気にするポイントとして、お風呂に関することも挙げられます。キャンプに来た日であっても、お風呂に入ってきれいにしたいと考えるのが女性です。メイクしたままの顔で寝てしまうと肌に悪影響であり、ニオイや汚れに関しても男性以上に気にするものだと理解しておきましょう。決して軽視せず、お風呂の関するチェックも欠かさないようにしなくてはいけません。
キャンプ場には、施設内にシャワーや銭湯があることも多々あります。ただし、お風呂関係の施設が全くないこともあるため、事前にキャンプ場に確認しておくことが大切です。キャンプ場の近くに温泉があれば、キャンプと共に楽しめるため喜ばれるかもしれません。
虫事情
キャンプ場では、虫との遭遇がつきものです。特に暑い夏場では、蚊をはじめとした虫が大量に発生するため、虫が苦手な方であればキャンプ自体をあまりおすすめできません。
もし虫自体は苦手ではない場合でも、虫よけスプレーや蚊取り線香などを持参することが大切です。キャンプ場では海外にもブヨやアブ、ハチなどさまざまな虫に刺される恐れがあります。
単に患部が少し腫れる程度であれば良いのですが、場合によってはアレルギーやアナフィラキシーショックなどで重い症状が出る可能性もあるでしょう。虫除け・虫刺され対策は万全にしておき、万が一の場合に備えて周辺の病院についても調べておくことをおすすめします。
安全面
キャンプ場に彼女を連れていくのであれば、安全面も気にしてあげる必要があります。男性はあまり気にならないかもしれませんが、テント泊は女性にとって非常に危険で不安なものです。貴重品管理や野生動物の襲撃など、安全面を気にする女性は少なくありません。
また、不審者についても気にする必要があるため、テント泊をする場合は危険なエリアを避けることが重要です。ただし「ここなら安全」と言い切ることはできないため、不安があるようならコテージなどで宿泊することも検討しましょう。キャンプにおいて、安全の確保は何よりも大切なポイントです。
準備物が多そう
女性がキャンプにおいて気にすることとしては、準備物に関することも挙げられます。キャンプデートに誘われた女性がまず気にするのが、「何を持っていくべきか」「何を着ていくべきか」ということです。
キャンプ場での非日常的な経験は非常に思い出深いものになりますが、一方で何かトラブルが発生すれば二人の関係に亀裂が入ることも考えられます。男性側が全て準備するのか、一部をお願いするのか、どんな格好が最適かなど、誘う側が整理して共有することが重要です。
彼女の不安を払拭するのはバンキャンプ？
キャンプに対する彼女の不安を払しょくするためには、バンキャンプの選択もおすすめです。バンキャンプとは、簡単に言うと夜間を車の中で過ごすスタイルのことを指します。バンキャンプであれば、テントの設営が不要ですまた、テントとは違って鍵もかけられることから、防犯面も比較的安心です。
さらに突然の雨や強風でもテントを片付ける必要がなく、車内に避難するだけで済みます。車内で雨の音を聞きながら二人で過ごすことも思い出になるでしょう。キャンプに抵抗がある場合、まずはバンキャンプから始めて少しずつ慣れていくことをおすすめします。
キャンプデートでの注意点
ここでは、キャンプデートにおける注意点を紹介します。
音楽や動画は音量に注意
キャンプデートで注意すべきこととしてはまず、音楽や動画の音量に関することが挙げられます。二人きりで青空の下にいると、お互いが好きな曲や動画などをかけたくなるものです。音楽や動画をかけること自体は問題ありませんが、周囲への迷惑にならない範囲に音量をとどめなくてはいけません。
自然に身を置くと街中では考えられないほど静かな物であり、キャンプ場では人の話し声も気になるものです。特に夜間を中心として、音には気を付けることを心がけてください。音楽や動画だけでなく、話し声についても注意しなくてはいけません。
二人でキャンプをする意識を持つ
デートキャンプをするにあたっては、二人でキャンプをする意識を持つことが重要です。テントの設営やその他の作業に夢中になると、ついつい一人の世界に入ってしまうことがあります。普段ソロキャンプをしている人であれば、なおさらその傾向があるでしょう。
相手からするとキャンプ場に連れてこられて放っておかれている状態であり、お世辞にも楽しい状態とはいえません。彼女を連れていくのであれば、どこまでをお願いするのか事前に決めて置き、できるだけ二人で一緒に作業をすることが望ましいです。
またその逆に、相手にばかり頼ることも、避けなくてはいけません。非日常の環境で活動するキャンプでは、どうしても疲れがたまりやすくなります。頑張って作業しようと思っていても、時には休憩を挟みたくなることもあるでしょう。しかし、自分だけが休もうとすることは絶対に避けるべきです。
疲れたときには一緒に休憩する、自分に余裕がある時には相手の作業を手伝ってあげるなど、しっかりと共同作業としてキャンプを捉えることをおすすめします。
相手の嫌な部分を見る覚悟は必要
デートキャンプにおいては、相手の嫌な部分を見る覚悟も求められます。キャンプ場では、普段と異なる行動をお互いに要求されるためです。テントの組み立てや焚火、調理に至るまで二人で行っていると、些細なことから喧嘩になってしまいます。
普段喧嘩をするようなことがないからと安心していると、キャンプ場で喧嘩になって関係に亀裂が入ってしまうかもしれません。キャンプは非日常の環境下でのアクティビティであり、「普段は見られないパートナーの顔を見ることになるかもしれない」と事前から覚悟しておきましょう。
無理はしない
キャンプデートにおいては、無理をしないことが非常に大切です。普段からキャンプをしていて上級者がやるようなことも一定できる方でも、彼女と一緒に来たらこだわりすぎることは避けるべきだといえます。テントの設営や料理などにこだわりすぎると、二人の大切な時間があっという間に過ぎていってしまうでしょう。
また、難しいことを彼女に要求することも、避けなくてはいけません。自然に触れながら二人で過ごすこと自体は、とても素敵なことです。そのため、無理をするのではなくお互いが楽しく過ごせることを第一に考えて、落ち着いて二人の時間を過ごすことをおすすめします。
季節を選ぶ
彼女とキャンプデートを楽しみたいのであれば、季節をしっかりと選ぶことをおすすめします。まず避けたいのが、真冬の寒い季節です。女性が寒さに弱いことが多く、行動の多くが制限されます。雪が降ってくれば対策を取らなくてはならず、通常のキャンプよりも大変で楽しんでいられなくなってしまうでしょう。
また夏場の寒い時期も、避けるべきだと考えられます。暑い時期に外で活動すると熱中症のリスクがあり、危険です。さらに夏は無視も大量に発生することから、よほど虫に苦手意識がない限りはキャンプデートに適した季節であるとはいえません。ただし、標高が高いところにあるキャンプ場であれば、夏場でも比較的涼しく虫が少ないため安心です。
ルールを守る
キャンプ全般に関して言えることですが、キャンプ場や管理者が定めたルールを守ることも大切です。ルールを守らないと他の利用者に迷惑がかかるだけでなく、トラブルに発展することも考えられます。二人の楽しい思い出作りになるはずが、最悪の一日になってしまう可能性も否定できません。
たとえば、以下のようなルールは守ってください。
【キャンプ場で考えられるルールの例】
- 消灯時間（22時～翌朝7時）
- 焚火の後始末
- 就寝時の火器の扱い
どのキャンプ場であっても、基本的に夜の10時から翌朝の7時までは「クワイエット・タイム」と呼ばれており、灯りを消して静かに過ごさなくてはいけません。楽しいからと言って明かりをつけたままで騒いでいると周囲の迷惑になるため、注意してください。
また、焚火の後始末は必ず寝る前に行います。しっかりと火が消えるまでに1時間程度かかるため、余裕を持って実施しなくてはいけません。さらに就寝中は、ストーブやランタンなど火を使うものを付けたままにすることも禁止です。ルールを守って、楽しく過ごすことを心がけましょう。
まとめ
キャンプデートは、二人の仲を深める機会として適しています。しかし事前にポイントを押さえて準備しておかなくては、彼女との仲を悪化させることにもつながりかねません。お互いが、そして他の利用者が気持ちよく過ごせるように、ポイントを理解してキャンプデートに臨みましょう。
